リアル店舗は、ネットショップに負けないように情報発信力を強化しよう!
2018(H30)11/27(火)
しばらくブログから遠ざかっていました。
ワードプレスって慣れていなくて、
というのが言い訳です(^^;)
9月より、会社設立36期に入っています!
気付いたら、もうすぐ12月です(笑)
36期か・・・
20代からスタートした事業に、
今まで生きてきた人生の半分以上、費やしてきました。
簡単に言ってしまうと、当時(3期から)
3,000万円の借金のある会社の代表を引き継ぎました。
若気の至りだったかもしれない。
周りからも「バカじゃないの?」と言われました。
それでも引き継がなければならなかった理由がありました。
長くなるので、説明はしませんが(^^;)
何から立て直そうか・・・
何処にそんな自信があったのかというと、
何処にもありませんでした。
ただ、当時はレコードレンタル業界が元気で、上り調子だったのと、
引き継いだお店が、何も手つかずだったこと。
しかしながら、引き継いだ店舗は、
20坪そこそこの規模で、家賃が90万円。
月々の借入返済が、80万円。
人件費が・・・著作権料が・・・仕入が・・・
300円商売で、20坪そこそこの店の来店客数が、
毎日、500人でも赤字なんです!
600人以上を継続させるために・・・
簡単に言うと、
来店客数を増やす。
新規(会員)を増やす。
リピーターを増やす。
客単価を上げる。
が、現代のように、SNSなんてない。
広告宣伝は、新聞の折り込みだったり、
DM(ダイレクトメール)やチラシ、ポスティング・・・等々。
しかしながら、何をしてもお金がかかる・・・。
自社店舗を実験店舗にして、何でも試してデータをとりました。
大手に負けない『オンリーワンの店作り』を目指して!
そんなこんなの30年を、
一言では語り尽くせませんが(^^;)
今日、ネットで見つけた記事です。
↓
CDレンタル店調査 2018年6月末現在で、
全店2,043店だそうです。
CDレンタルの店舗数は、
1989年の6,213店(ビデオレンタルまで含めると15,000店)
をピークに減少しており、
今年は前年比6.5%減で、1989年末と比較すると33%(CDのみ)
の水準とのこと。
(日本レコード協会調査、参照)
30年間、お世話になった古巣の現状ですが、
何だか寂しい思いでいっぱいになりました。
6月末の数字なので、来年には2,000店を
割り込んでしまうのではないかと思いますが・・・。
そもそもが、
大手チェーンが、中小の店舗を価格競争で閉店に追い込み、
遂には大手すらも閉店ラッシュが続いている、ということですね!
ネット通販のせいだろうか?
優れた通販サイトに学ぶべきことが沢山あることを知って欲しいと思います。
通販サイトでは、商品の選択肢が多いだけでなく、
大手のリアル店舗よりも断然商品が選びやすい、と私は思います。
リアル店舗で、現物を目の前にしている割には、
欲しい商品が選べないのは何故でしょうか?
私は、30年間、リアル店舗を経営してきて
いかに売り場で豊富な情報を提供し、お客さんが求める商品を
スムーズに選びやすく、満足をしていただけるか、ということを
常に考えながら務めてきました。
私の著書、
「お金をかけずに売上3倍!コメントPOP活用術」は、
いわゆる一般的なPOPの本ではありません。
「コメントPOP」とわざわざ名前を変えているのは
POP文字を練習して、イラストを加えて、色を塗るなど
通常のPOPで必要とされる要素を必要としないからなのです。
つまり、大量に書くことに意味があるのです。
たくさんの情報を提供することにより、他店との差別化を図るものなのです。
ですから、1日1枚、1年で365枚、5人で書けばその5倍!
リアル店舗が生き残っていくために、
まだまだ出来ることが沢山あります。
リアル店舗だからこそ、伝えられることが沢山あります!
長々と書いてしまいましたが、
次回から、そんなこんなを少しずつ書いていこうと思います。
36期も、よろしくお願いいたします!