2005年11月のブログより。「POPの書き方」 2016.09.28

2005年11月からブログを書き始めました。
このHPの中で書いているブログではありません。
当時ライブドアの社長だった堀江さんのセミナーに参加させていただいたことが、ブログを書くきっかけになりました。
「ブログってなに? なんだ、日記のことね!」なんて、まだそんな世の中だったかも?
 業務上の都合もあって、当時は名前も伏せて書いていました。

かれこれ11年も前の投稿記事を読んで、とても懐かしく思いました。
基本的な考え方は、全くぶれていません。
 これって、その後の経営、今の自分の仕事にも繋がっているんだなぁ、と感じた記事がたくさんあったので、少しずつこちらに転記していこうと思います。

あ、私のプロフィールで「貸レコード」時代から、レンタルCD・DVDの店舗を30年経営してきた、と言っていますが、実は同時に「まんが喫茶&ネットカフェ」などを経営していたこともあるのです。(7年間)

タイトル

【POPの書き方】2005年11月28日

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昨日「まんが喫茶&ネットカフェ」の店舗から送られてきたPOPの画像です。

(ちょっと見づらいですが)まず上の画像ですが、コミックのジャケットも貼り付けて、丁寧に時間もかけて、パソコンで作成したのでしょうね。
(アルバイトスタッフ作成)
しかし、店長から「ボツ!」と言われてしまったようです。

(作り直されたのが、下のPOPです)
下のPOPは「多少字が下手でもいいから、丁寧に、わかりやすく、大きく書きなさい」と言われ書き直したようです。
見た目、ダサイかもしれませんが、手書きPOPの方が、その店のスタッフの温かな気持ちが伝わることもあります。

スタッフは毎日同じ場所に居ると、どうしても視野が狭くなってしまい、お客さまの目線で店内が見れなくなってしまう傾向があります。

目の前で書くPOPの文字は大きく見えても、貼って遠目に見たらどうでしょうか。
どのくらい離れたら文字が見えなくなりますか?
棚の空いている場所にPOPを合わせるのではありません。
 POPの大きさに合わせて棚の中の陳列を考えるようにしましょう。

コツがわかったら簡単ですよね?
この程度のお知らせPOPで、本来はこんなに時間を使って欲しくないんです。
でも、何度ダメ出しが出てもイヤにならないで書き直し頑張れる根性は買います。
その調子で今後も頑張ってください!

以上。

レンタル店だって、まんが喫茶だって、どんなお店だって、店舗経営の基本は同じです。
お客さまに、伝えたいこと、お客さまが知りたいと思うこと、
それを、いかに分かりやすく親切丁寧に伝えられるか、POPのチカラは凄いんです!
何が何でも売るためばかりでは、お客さまに見透かされてしまいますよ~
売り場を楽しくするのもPOPの役目ですし、楽しい売り場に、楽しいお店に人はやって来るのです。

コメントPOPとは、、、
POPは、商品名と価格表示だけではなく、商品の説明や、他の類似商品との違いなど、お客さまが短時間で選別しやすいように簡潔に書くことをおすすめします。
また、商品の使用感(映画や音楽でしたら、実際に観たり聴いたりした感想、レビューなど)を書くのもおすすめです。
このレビューなどを、私は「コメントPOP」と呼んでいます。

「お金をかけずに売上3倍!コメントPOP活用術」田中博子著、より。

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